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センターニュース No.14

励ましのことば

理事長 五十嵐教行

新しく年が明けたら、緊張の度合いが一気に高まる人たちがいる。ある人たちというのは、受験生のことである。中学や高校、大学など進学するための受験のほかに、国家試験などの受験がある。受験の内容や種類は違えども、年が明けたら栄冠をつかみ取るための「その日」までのカウントダウンがよりいっそう鮮明になる。

当センターでは、センターの開設当時から介護福祉士国家試験対策講座を開講してきたし、今年度は社会福祉士・精神保健福祉士国家試験対策講座も開講したので、講師である私も「その日」が近づいてくるにつれて気が気ではないところがある。

当センターの講座を受講する人たちはほとんどが社会人であり、彼らには現役の学生とは違った緊張感に包まれていることだろうと勝手ながら想像している。必死でがんばってきて、そして今もがんばっている彼らにどういう声をかけたらいいのかなといつも考える。何か気の利いたことばがないものかと考えているのだが、なかなか思いつかない。

先日ひょっとした理由でとある予備校に出かけたのだが、そこの玄関に各講師、出身学校の先生からの激励メッセージが多数貼り出されているのを目にした。このメッセージがなかなか含蓄があってよかったので一部紹介したい。

  • 「試験開始のチャイム。試験監督者のネクタイ(服装)の色を見る。確認できたら落ち着いている。全力で取り組む」
  • 「緊張して舞い上がったら、ちょいと靴をぬいでみな。意外と落ち着くはずだ」
  • 「したことの結果が出るだけ、ならもう少し努力するか」
  • 「目標は逃げない、だから自分から逃げたりはしない」

これらのメッセージは試験の時以外でも、十分に人生訓としても通用することばだと思う。最後に、いつも思う私の気持ちがストレートにあらわれているメッセージを一つ。

  • 「君はやれ!僕は祈る」

受験するすべての人に、くれぐれも風邪などをひきませんように・・・・。

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