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北海道福祉総合研究センターニュース

センターニュース No.23

魂を込めて作る

先日、とあるラーメン屋に行ったときのこと。その店の外には「魂込めて作ってます」という大きなのれんがかけられていた。メニュー表にはその‘魂が込められたラーメン’なるものがあって、「ソウルフルラーメン」と名付けられていた。そのラーメンの写真も載っていた。他のラーメンと何が違うのか興味がそそられ、他のラーメンの写真との違いを見比べてみたら、「ソウルフルラーメン」には、... 続きを読む

センターニュース No.22

親よりも長く生きられたら・・・

今年で20年を迎えた。私事で大変恐縮だが、母を亡くしてから過ぎ去った時間だ。先日、母の知人から「いくつになった?」と問われ、自分の年齢を答えた。そして驚いた。母が死んだときの年齢に近い自分がいたからだった。「もうそんな年齢になったのかあ・・・」とその知人は、私をながめてしみじみとそう言った。私にはその人の目が私を見ているのではなくて、私を通して母... 続きを読む

センターニュース No.21

誰のための病院か?

ある看護学生から興味深い話を聴いたので、紹介したい。アメリカ研修で子どもの病院を見学した時の話である。その病院は「すべてが子どもの目線で作られていると感じられた」ということだった。どこが子どもの目線で作られていたのか。... 続きを読む

センターニュース No.20

「気がね長生き」という表現

先日、自宅の階段に積み上げてきた本をある事情から一時別室に移動させて、そしてまた元にもどすという作業をした。その際、ついついその作業中に本を手にとって読み始めてしまった。階段のほぼすべての踏み面に本を横に寝かせて積んであるものだから、特に一番下に寝かされた本なんぞは、こういう機会にしか再会できない。作業は骨が折れたが、思いがけず楽しい時間を過ごすこと... 続きを読む

センターニュース No.19

「左利きであること」を意識させられる

自分が「右利き」であると気がついたのは、左手で字を書いている人を見た時だった。その記憶がいつの頃のものかハッキリしないが、おそらく小学生の低学年の頃だったのだろう。自分の周りにいた人は箸を持つのも字を書くのも自分と同じ右手だったから、左手で字を書く動作を見て、とても不思議な光景を目にしたような印象が残っている。「ぎっちょ」「左ぎっちょ」とい... 続きを読む

センターニュース No.18

国語辞典にみる女性差別

表題は、『国語辞典にみる女性差別』という本のタイトルである。ことばと女を考える会が1985年に三一書房から出版した本で、女性に関する言葉を国語辞典はどういう風に差別的に説明しているのかといった内容の本なのである。... 続きを読む

センターニュース No.17

「十五でねえ姐やは嫁に行き」を誤解していた

私たちが口ずさむ歌のなかでも、歌詞はよく知っているのに、その歌詞の意味を取り違えていたりしたことはないだろうか。恥ずかしい限りだが、私は「赤蜻蛉」の歌詞の内容を今の今まで誤解していた。歌詞は次の通りである。... 続きを読む

センターニュース No.16

インターネットは万能だと考える人々

少し前の話し。新潟でものすごく多く雪が降った時のことで、中村副理事長がラジオで聞いていて思わず???となってしまったという話だ。ラジオのレポーターが新潟のある村に行き、現地レポートをした。ものすごい雪の量で雪を捨てるところもなくなり地域住民が困っている。「除雪はどうですか?」と、除雪中のおばあさんに聞くと、「除雪車もいつ来るか、さっぱりわから... 続きを読む

センターニュース No.15

赤ちゃんポストの夢

先日、こんな夢を見た。ラジオのインタビューの仕事で、とある大学の医学部に来ている。私の前には10数人の医学部生がいて、私は彼らに質問をするのである。「赤ちゃんポストについて、医者のたまごである皆さんたちはどう考えますか」彼らは互いの顔を見合わせながら、その中の一人がマイクに近づいてきて・・・。そこで私の夢は終わっている。目が覚めたわけではないのだが、その続き... 続きを読む

センターニュース No.14

励ましのことば

新しく年が明けたら、緊張の度合いが一気に高まる人たちがいる。ある人たちというのは、受験生のことである。中学や高校、大学など進学するための受験のほかに、国家試験などの受験がある。受験の内容や種類は違えども、年が明けたら栄冠をつかみ取るための「その日」までのカウントダウンがよりいっそう鮮明になる。... 続きを読む

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