センターニュースNo.30
巻頭言 理論を教えてきた「私」は、介護者としての「私」を救えるか? 私事で恐縮だが、2 0 1 9 年7 月から毎週2 ~ 3 日間、1 5 0 キロ離れた独居の父親の元に介護( 主に家事援助) のために通ってきた。これ […]... 続きを読む
センターニュースNo.29
巻頭言 「さだまさしの『雨宿り』に見る私たち日本人の祈りの姿」 まさかこの2 1 世紀の時代に、「アマビエ」という妖怪を探し出し、その力にすがろうとする人々の様子を見るとは思いもしなかった。新型コロナウイルスによって私た […]... 続きを読む
センターニュースNo.26 巻頭言
「飛行機」での移動について
今、飛行機に乗って移動をしています。千歳から福岡へ飛んでいます。この飛行機には日本ハムの選手が複数人乗っていました。もちろん彼らはエコノミーではありません。... 続きを読むセンターニュースNo.25巻頭言
猫の手も借りたい
この言葉を知らない人はいないだろう。忙しい時に使う言葉だ。「『猫の手も借りたい』ほど忙しい」と言う。この言葉についていろいろと考えてみたい。... 続きを読むセンターニュース No.24
自分のコミュニケーションに左右される感情
先日、ホテルに宿泊した。インターネットで予約すると、ホテルから確認書がメールで届く。私は届いた確認書は印刷して当日持参することをしているのだが、基本的にはその確認書が必要になったことはない。それでも何かあった時のためにと持参している。... 続きを読むセンターニュース No.23
魂を込めて作る
先日、とあるラーメン屋に行ったときのこと。その店の外には「魂込めて作ってます」という大きなのれんがかけられていた。メニュー表にはその‘魂が込められたラーメン’なるものがあって、「ソウルフルラーメン」と名付けられていた。そのラーメンの写真も載っていた。他のラーメンと何が違うのか興味がそそられ、他のラーメンの写真との違いを見比べてみたら、「ソウルフルラーメン」には、... 続きを読むセンターニュース No.22
親よりも長く生きられたら・・・
今年で20年を迎えた。私事で大変恐縮だが、母を亡くしてから過ぎ去った時間だ。先日、母の知人から「いくつになった?」と問われ、自分の年齢を答えた。そして驚いた。母が死んだときの年齢に近い自分がいたからだった。「もうそんな年齢になったのかあ・・・」とその知人は、私をながめてしみじみとそう言った。私にはその人の目が私を見ているのではなくて、私を通して母... 続きを読むセンターニュース No.21
誰のための病院か?
ある看護学生から興味深い話を聴いたので、紹介したい。アメリカ研修で子どもの病院を見学した時の話である。その病院は「すべてが子どもの目線で作られていると感じられた」ということだった。どこが子どもの目線で作られていたのか。... 続きを読むセンターニュース No.20
「気がね長生き」という表現
先日、自宅の階段に積み上げてきた本をある事情から一時別室に移動させて、そしてまた元にもどすという作業をした。その際、ついついその作業中に本を手にとって読み始めてしまった。階段のほぼすべての踏み面に本を横に寝かせて積んであるものだから、特に一番下に寝かされた本なんぞは、こういう機会にしか再会できない。作業は骨が折れたが、思いがけず楽しい時間を過ごすこと... 続きを読むセンターニュース No.19